…ってか、あれ、みひろじゃねぇ?みひろみひろ。絶対そうだよ!絶対そうだって、いやマジで!は?え?あぁ?まぁ、なんか爺さんと一緒にいるのがそれっぽいけど…。ホントにそうかァ~?…げ!マジじゃんか?やッべえ!こわッ!超こわッ!なんて陰鬱な昂奮を擁しながら俺たちふたり、薄らボケT.A.L.K.しているのボンクラなボクたちなのだけれども、ここは何処だか?判らない。しかし、見当もつかない程、途方もなくとんでもない場所にいる訳では決してなく、どっかのテナントビルのワンフロアを貸し切ったような?広大な延べない床面積、薄暗闇、間接照明だけで、屋内にもかかわらず、遠くの景色は仄暗く、薄ぼやけた視界により輪郭だけが朧気よく見えない。演舞する為の舞台装置みたいなものが設置されていてその上部、スクリーンに投影され上映されているなんかの外国映画(白黒)もかすかに見える。…て、そんなことはどーでもよくってこれは一みひろと知り合いになるチャンス到来か?爺さんの存在などはなから眼中にはなく、道徳倫理不介入、勢いに任せた好奇心乱入ででいきのなりに仲良くなるべく、やる気満々 勇気凛々 妖気爛々の明日ある俺たちだったのだけれども、しかし、やはり俺たちに明日はなかった!ほんのちょっぴりチョンの間一寸だけ眼を離した隙にみひろは上半身を脱いでいて、連れの爺さんとおっぱじめやがった!その余りの光景に俺たちは言葉を見失い、語るべき言葉を探り当てる気力さえ失われ、顔を見合わせることすら忘れて、精神の見合わせ 人心破壊事故により当面の間、予定時刻からの遅延が見込まれます!エリアフリーで時間差ループ。しかし、崩れ落ちた精神をかき集め 中興の祖P.O.W.E.R.E.D.,砕け散った意識を取り戻すとんでも戦士ムテキング、その他の状況は如何なってるのか?とふとおそるおそるあたりを見渡すと(You Know…)そう言うことか?ここはなんだ?風俗店かなんかか?ハプニング喫茶でええんか?ランプシェード越しにに照らし出された男女、スーパーフラットな公衆の面前、其処彼処で、此処は彼岸か?此岸か?天国か?地獄か?デストピアか?パラダイスか?人眼をまるで気にせず場所を弁えず我に返らず訳も判らず無我夢中で懐も振り返らずあたり構わずのべつまくなしMassive A.T.A.C.K.三昧、ソファで致しカマしブチコミ本気!本生?激情!生中出しF.U.C.K. しておられる始末、そこらじゅう どこもかしこもあれよあれよと言う間もなくあれもこれもどれもこれも欲しいもっと欲しいもっともっと欲しいと欲しがりまくるあられもない姿のアベックダラケで、確かな信頼と実績による健全なる俺の精神を逆撫でして狂気を宿らせ鼓舞し終えると、あ、ここはこーゆー場所なんだー?そーゆー琴音?琴線、了解しました!と、変に感心してしまい、妙に納得して、そう考えると、隣の一軒家に住む旦那は公務員、嫁はスーパーマーケットのパートタイマー(の 女の胸の膨らみ 午前十一時頃、俺は口笛を吹いた ♪)、子供は、公立の小学校に通う。そして、楽しい遊園地の中で 迷子になった子供がお母さんを探す気持ちは真実。おそらくたぶん、宇宙の形は、その母親が子供を抱きしめた時に湧いてくる気持ちに似ているんだろう?そんな三人家族から苦情がひっきりなしに連日連夜、矢のごとく応酬されるようなD.O.N. & C.H.A.I.N.大騒ぎの乱痴気騒ぎを巻きしていた我が乱心シェアルームも収束を迎え収まりつつあったのだけれども、いつの日か 清潔な襟をした精神科の医者が オレにこう訊くだろう。あなたはいったいどんな気持ちで車を盗むのか ?と。オレはきっと こう答えるだろう。子供の時によく飛び降りた あのブロック塀が壊された時の気持ちだと!すると、一瞬、暗転したかと思うとそこは本格的な映画館のような場所にメタモルフォーゼしていてセンターポジショニング。しかし、いきなりの上映中止?映画なのにコマーシャルに突如、切り替わりなって、しかも、それが犬神家の一族の宣伝をしだした。そして、スクリーンがブラウン管に変わっている。それからまたコマーシャルから本編に切り替わり再開した映画はいいところで上映中なのにもかかわらず、唐突に館内の蛍光灯の明かりが灯され、本格的に中断の様相、周りを見渡すと何故か家族連ればかり。設置された大きな見易い劇場用壁時計を見ると、時刻は午前六時。え?こんな時間に我々は来てたんか?驚くと同時に、全国的に感染症の嵐が吹き荒れ、春のパンデミック祭り状態、世界恐慌の兆しさえ溢れる中、施行された一斉休校の煽りでこんな場所にそれは爪痕を残しているんだな?と、思いつつ、小学生のキッズたちがあれとか見て、リアルF.U.C.K.あれは見ていいことなのか?大丈夫なのか? (エリアに対するG.P.S.意識は継続している)本当に大丈夫なのか? 親は気にならないのか?心配になるのだけれども、しかし、奇しくも(何が「奇しくも」なのか?判然としないのだけれども、)、親はみんなD.Q.N.親みたいだけどそれは何故なのか?言わずもがなもがみもが、教育の一環として総て隠さず見せているのだろうか?不穏に思いつつ、取り敢えず尿意。配管は剥き出しで汚れたタイルは所々剥がれ、今にも天井が崩れ落ちそうな雰囲気、便器は、擦ってもおそらく取れないであろう既に凝固した、含まれる成分のその殆んどがアンモニアかなんかだとおぼしき、もう既に黄色ではなく茶褐色化している固形の水垢ダラケ、年期の入った小便器が、滴り落ちる貯水ポンプ?の下に数基設置さている、今にも朽ち果てそうな築は50年以上と思われるトイレに入り用を足そうとするのだけれども、貯水ポンプが今にも落ちて来そうでこわくて用を出せない。潔く諦めて不潔なトイレを後にし尿意を水に流そうとしたのだけれども、そんなに簡単に尿意は消えてなくなったりせず、意識の排出フィルターは目詰まりしたように尿意がこびりついていたのだった。その後の記憶は飛び、本屋に辿り着いたのだけれども、何故か喫茶店でもなく図書館でもなく本屋で、次回作(?)の対策会議 実況生中継を書棚の片隅、ちょうどレジの書店員から死角になるエリアに陣取りふたり、座り読みするようにしてアクチュアルに自由闊達にT.A.L.K.しだす。…対策を練るにあたっては、…あ、なんかメモ帳ある?はい… これ!茶封筒を渡して怒られるかなァ?と思いきや逆によろこばれ、これ!これ!便利だよね?賃箋!(“ちんせん”と発音する)賃箋いいね?賃箋!いいよ、賃箋!やっぱり、メモ書きには賃箋だよね?と、大声で叫び出すから、ちんと云う言葉の響きがなんだか周囲に猥褻風を吹き曝しているような気がして、俺、急に気恥ずかしくなり焦りだし、ちょいちょい周りの人があれであれだからと、声のトーンとヴォリュウムを下げるよう身振り手振りのボディランゲージ;肉体言語を駆使して促す。特に隣のママさんがジロジロアルマジロジロと不審がりながらこっちを見て来て、視線を無理矢理にでも合わそうと強烈なアイコンタクトのスペシウム光線を異次元通信で送信、俺は受信拒否、これはひと波乱;パトリックハーランあるかもだぞ?ワンチャンないかもだぞ?俺は涙の数だけ強くはなれないぞ?と、惑乱。しかし、連れの相棒 相方はそんなのおかまいなしそこのけそこのけそっちのけReal Slim S.H.A.K.E.S.で、まずは、知らないひとたちに周知徹底させる為、判り易く咬み砕き、人々が馴れ親しんできた言葉と親水性があるよう換言した言葉;パラフレーズで取り扱い、アイキャッチを試みる。アイキャッチしたら今度はハートをキャッチする為にハートを磨くっきゃないから、こっちも。苦心して築き上げた論考を紐解きつつも、惨憺エピソードを織り混ぜ披瀝しながら段々と歩幅を拡げつつ、専門領域に誘うように誘導し使う特殊用語もちょいちょい放り込みながら、煽動してする音頭を取る。その際に、茶々を入れて来たりする奴が必ずいるから優しくいなしたり、逃げようとするその対策としてそいつらを取り逃さないよう要所要所でイラストレーションや漫画を利用したイベントを設けて学習意欲を殺がないよう努める。したたかな民主主義の精神。穏やかな帝国主義の主張。結果を生み出す 気兼ねなさの創出を念頭に置いて…と、自己啓発系を読み漁ってるだけあってなかなか壮大な計画を俺の相棒は持っていて、あながちベストセラーも侮れないぞ?と、感心していたら、なんか決心がついたのか?ピンと来たような表情を擁してあのーちょっといいですか?これってあれですよねぇ?あの…と、すぐ近くにいた先述のママさんが話し掛けて来て、ついに来たか?万事休す!残念!無念!異論?反論?オブジェクション?と、観念していたのだけれども、クレームかと、思いきやこのフレアの法則についてなんですが(先ほど熱心に俺の相方が話していた、消費者を誘導するハーメルンみたいな理論のこと)云々かんぬん、それを応用したのがこの犬用のオムツなんですが…、と、紙オムツを取り出し徐に開き、あ、そっか!へー?そーなんだー?ふーん…。そうですね?ここに書いてありますね?うん、うん。ふん、ふん。なるほど、なるほど。そう!そう!なんつってつわれて、逆に感心させられる始末。俺らより知識が豊富で、それにしても、すげぇ偶然だな?俺たちが発展させようとしている論考、それをおんなじように信頼して使っているひとにこんなとこで偶々、遭遇するなんて?と、肝を冷やしていると!ごめんなさいね?ついつい、あたしの知ってる分野だったから話し掛けちゃったの、迷惑だったッー!?笑、いえいえ、こちらこそ、ありがとうございます!…って、とかっつてると、あれッ?事前に用意しといたメモ書きが俺のケータイから消えていた。そんで、なんだかんだで(なんじゃもんじゃのかこむん蛇で)話が盛り上がり、俺は勢いに任せて、ママさんがかぶっていたキャップの左耳上部のタグみたいな名札を見つけ、一か八かの勝負に出て(俺は蛍の光が鳴り出してから勝負を懸けるT.A.C.H.I.)なァ?かおりちゃん!wwwwwつったら、ドン引きもされず見事勝負に打ち勝ち上がり勝ち名乗り上げ雄叫びが心内に響き渡り、神は我を見放さなかった!飛び蹴りするゴッデスあれば救いの手を差し伸べる裸足の女神アリ、Don’t you C.R.Y. My裸足の女神よ傷を隠さないでいいよ。痛みを知る眼差しは深く澄んでもう萎れることはない♪…あ、名前が帽子に書いてあるからねー?あたし保育士やってるから!そう言われながら衝撃波、稲妻;I.N.Z.M.が脳内を走り抜けたようにSHOCK In My H.E.A.D.エクトプラズムが逆流するようにしてI R.E.M.E.M.B.E.R.面影。この屈託のない眼差し!不意に、捏造された記憶と補正されたイメージが一致。ってかあれ?かおりちゃん?いや、嘘だろ?え?いや、マジか!あのかおりちゃん?そ、そ、そ、そうだけど?あたしはかおりちゃんだけど、笑!そんで、苗字はつじでしょ?…あ、え?そうだけど、あれ!?どっか、書いてあったけ? え?何?ってか、知り合い?なの?状況がまだ呑み込めていない様子のかおりちゃんをよそに顔を見合わせ、共通認識を補完し、共同幻想に踊らせられながら、状況を完全に把握した相棒と余りの偶然の出来事に衝撃を受け二人して連れ出しアーケードに飛び出し走り出し叫びながら半ば錯乱状態で××くんは帰って来ない来る様子もない。このまま別れたら一生後悔するから俺は慌てて現場に立ち戻り、つじさんでしょ?え!あ、うん。かおりちゃんでしょ?えぇ、そうだけど、なんで名前を知ってるの?え?知り合い?いや、だって、暁秀でしょう?え~?なんで知ってるの~?… え?じゃあ?あれか! ってぇことは、俺らが俺らって知らないで話し掛けたってことか!え?何のこと?だから、うちらだって知らないで、偶々、声を掛けてそんでこっちが先に気づいたってことか!やべぇ~?一人で勝手にマスタマーヴェラスに盛り上がっていても仕方がないので、事の顛末(実は三人とも高校の同級生だった)を話すと俺だよ、俺!俺!気づいてないの?と、名前を明かすのだけれども、あ、ゴメン憶い出せないや…え?うそ!マジで?憶えてないの?じゃあ、何?俺、席、隣だったのに!一度だけだけど。つれない返事 A.N.S.W.E.Rに、動悸!息切れ!気つけ!待ったなし!誰か、救心PLEASEEEEEEEEEEE!!!!!!!状態。ゴメン、あたし見る目ないね?いや、あるあるある…!だって、ちゃんと俺たちに偶然だけど、声を掛けてくれたじゃん!見る眼あるよ、絶対に!と、涙なくしては語れない、学園のマドンナと感動の再会とかってゆーやつ。ま、ユングだったら、この夢、如何分析するか?知らんが、ディスストーリー・ベースド・オン・マイ・スウィート・ドリーム、。

したたかな民主主義の精神、穏やかな帝国主義の主張。(結果を生み出す 気兼ねなさの創出を…)」への1件のフィードバック

  1. ※ 著者註;因みに、その同級生は実在し、上京し、高田純次、関根勤、恵俊明彰の三人による2000年代初めの深夜番組、“男3人ブラ珍クイズ旅”と云う番組に素人として出演したと云うことっを風の噂に聴き行方知れず、その後、消息不明。まぁ、調べれば連絡は取れるのかも知れないのだけれども、夢の状況が示すように高嶺のF.L.O.W.E.R.思い通りにならないシナリオは戸惑いばかりででこっちは向こうを憶えていても向こうがこっちを憶えている筈もなし…。

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